埼大生・中大生はお好きですか?

「埼玉大学とは?」 こう訊かれたら、皆は何と答えるだろう。周りには娯楽の何一つもない大学。最寄駅でさえ歩いて25分だ。大学の入り口は謎のオブジェがそびえ立つ。世間的には”中堅”大学。 そう、この大学には”色”がないのだ。 「埼玉大学に、もし色をつけるなら‥。」 そんなことに思いを馳せる愉快痛快奇々怪々な埼大生が、今宵も呟きという名の筆を用いて、キャンパスという名のキャンバスに描く‥。そしてこの記事を書いているのは中央大学生である笑

塾講師アルバイトを考えている人に伝えておきたい4つの事

 

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 おそらくこの記事を踏んでいる方は、塾講師アルバイトを検討中の方だろうと思います。かくいう私は、個別指導塾と集団塾の経験があります(あわせて1年7か月)。

 ネットでは、塾講師のバイトはブラックだ、と言われております。しかし、情報過多の時代、私はあまりその情報を鵜吞みにしていませんでした。だからこそ塾講のバイトをやっていたわけですが・・・

 

 結果からいうと、塾講師はブラックであることに、条件付き賛成、といったところです。ネットの評判は、わりと信頼できる、と思います。

 今回は、それに加えて、なぜブラックであることに条件付き賛成なのかを、「塾講師アルバイトを考えている人に伝えておきたい4つの事」と題して、私が実体験した限りでの塾講師アルバイトの実体も踏まえつつ、お伝えできればと思います。

 

目次 

1.授業の準備(いわゆる教材研究)が必要か否か

2.新規生徒勧誘に責任感を煽ってくるか否か

3.残業に賃金が出るか否か

4.社会人として、教師や塾講師を目指しているか否か

 

 

1.授業の準備(いわゆる教材研究)が必要か否か

 まず、授業の準備が必要かどうか、アルバイトする前に確認しておくべきです。というのも、この授業の準備は、家で行うものですから、ここに賃金は発生しません。

 塾講師のバイトは、他の業種と比べて時給が高いので、一見割がよいように見えますが、無給の授業準備のせいで相殺されます。場合によっては最低賃金を割り込むことも・・・。実際、私が担当した集団塾は、高校生対象で少しレベルの高めな生徒対象だったので、結構授業準備に時間がかかり、実質、賃金500円とか、そんなレベルに近かった時も何度もありました。

 

2.新規生徒勧誘に責任感を煽ってくるか否か

 確かに、バイトといえども生徒から見たら、社員もバイトも関係なく、「先生」です。そして、先生の授業に魅力があれば、友人紹介などを通じた新規顧客の獲得、塾の売り上げに影響していきます。

 したがって塾によっては、この新規生徒を得られるだけの魅力ある授業ができているかを意識させてくるところもあります。ってか、ありました。ただ授業をやって、生徒と仲良くなって、生徒の学力を伸ばすだけでなく、新規獲得という、なかば営業のようなマインドを要求される可能性があることは、あらかじめ覚悟しておくとよいです。

 ちなみに、新規勧誘への責任感の扇動は、同じ会社の中でも、教室ごとでだいぶ違いますね。したがって、同じ会社の塾講バイトをした人たちの間でも、意見が分かれるところになります。

 

3.残業に賃金が出るか否か

 授業終了後は、たとえば生徒面談、報告書作成、掃除などの作業があります。こうした授業時間外の労働についても、原則賃金は発生します。

 ところが、この賃金発生にもタイムリミットがあり、22時までは賃金が支払われる(22時を超えると無給、すなわちサービス残業)などといった具合になっている塾が多い。でも、大体は、そのタイムリミットまでに作業が終わる(ように、教室長が配慮している)はずです。

 しかーし、そうじゃないところもあったんだよなあ・・・。リミットを1時間越えてくる教室とかあったし。これも、会社というよりは、教室ごとで違いました。

 

4.社会人として、教師や塾講師を目指しているか否か

 以上1~3に挙げたことも、しかし生徒のためならば、という熱い思いを持っている方、とくに、将来教師や社会人講師を目指している方ならば、気にならないのかもしれません。

 しかし逆に言えば、小遣い稼ぎ、程度の動機では、やっていけるかどうかは、その会社、そのなかでも配属される教室に依存するという、運ゲーになるでしょう。教室ガチャですよ。SSRが出るといいね。

 

 

 さて、いかがでしたか?

 

 きっと、前の僕みたいに、情報を鵜吞みにしない人は、「まあ、大丈夫やろ笑」って感じで、応募するんだろうな。まあ、普通にいい会社・教室もある(てか、大体そうだった)ので、応募を遠慮しすぎる必要はないと思います。

 

 ただ、場合によっては・・・ということも覚悟しておくといいよ、って感じです!

 

 

 ちなみに、僕は二度と塾講はやりません!